いずれも心に沁みる75話を収録した第6巻
寂しがり屋で悪戯好きな子ぎつねと村人たちの知恵比べから一転、悲しい結末に心打たれる『おんぶ狐』、
病に伏せた母親がありながらも博打に明け暮れる男が、母親の病を癒やすというまたたびの水を求めるうち、親を思う心を取り戻す『またたび』、
鳥のように空が飛べたら、と空飛ぶ傘づくりに熱中する傘職人の真っ直ぐな心を描いた『鳥になった傘屋』、
気立ても良く村人たちから慕われている怪力の婆さまと、地獄から正月の餅を奪いに来たこちらも力自慢の鬼との手に汗握る対決が楽しい『力ばあさま』、
悠然と泳ぐ鯰や鯉に憧れた蛙の夫婦が、初めての自分たちの子どもの姿を見て、この子は鯰か鯉、果ては龍になると大騒ぎ。ところが結局、自分たちと同じ蛙になったが、最後は池で楽しく暮らす、なんともほのぼのとした『蛙の子は蛙』など、いずれも心に沁みる75話を収録した第6巻。
■第6巻＜収録話（75話）＞
『おんぶ狐』『狸和尚』
『沢尻の鬼六郎』『勘安ペロリ』
『耳柿』『オコゼと山の神』
『田中長者』『お夏石』
『馬のシリをのぞいた男』『鼻いでおばけ』
『すまき地蔵』『うとう峠』
『里見の稲荷』『魚つり爺さんと狐』
『またたび』『鬼っこ人っこ』
『鶴の子観音』『狩猟の四天王』
『狸のしょう油造り』『乙女湯』
『手出し峠』『節句のたんぼすき』
『きつねがわらった』『やってきた二つの島』
『カケスと百姓』『雷様の病気』
『飛ぶ木』『太郎、二郎、三郎』
『鳥になった傘屋』『尊仏の雷さま』
『二度なりの栗』『力ばあさま』
『一目千両』『東光寺のケヤキ』
『天狗と留さん』『はちとあり』
『又部の弁天さん』『兎と太郎』
『狐の柿の木』『源エ門ボット』
『鬼の面』『ちんちんこばかま』
『石楠花』『いじわるじじい・せっこぎばばあ』
『厄病神』『おんたけ池とお殿様』
『木魚のもと』『姉川と妹川』
『鯨の夫婦』『釜妖神』
『円海長者と牛どん』『クジラとモグラ』
『シャバとメイドの境』『カンタの枕』
『雷と月と日』『足長手長』
『カサカサとコラマタ』『東光山の笑い男』
『ナマズの使い』『蛙の子は蛙』
『めどなしの夜』『婆さまとキツネ』
『姥皮』『くわず女房』
『ノミとシラミの京参り』『猪と月』
『くせえと狐』『犬と猫と狼』
『あまんじゃくの星とり』『ドボンガボン』
『風呂に入るお地蔵さん』『三十五日目の山参り』
『どろぼうたち』『デッカンブー』
『天狗と赤かぶら』
■語り／市原悦子、常田富士男
■収録時間／本編816分
■仕様／ Blu-ray4枚組、4：3 スタンダードサイズ、2層（BD50G）、日本語モノラル DTS-HD Master Audio （※一部ステレオ収録）
■発売元／愛企画センター、東宝
■販売元／東宝
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