海外発送/国際配送サービスの転送コム
幕末に活躍した絵師・冷泉為恭による典雅な百人一首を復刻

江戸時代末期に活躍した大和絵絵師、冷泉為恭(れいぜいためちか)が格調高い平安貴族を意識して微細な筆法で描いた水墨画風の百人一首を、大石天狗堂が復刻。

為恭は当時の狩野派がもつ旧態依然とした画風に飽きたらず、その志を古典的やまと絵の復興に置いた画家として知られる。為恭の絵は典雅にして綿密、そして柔らかな作風が特徴で、まさに王朝文化の集大成である『百人一首』に相応しい筆致を残している。

また、為恭の百人一首は衣装の時代考証もしっかりとなされており、例えば、天智天皇は西暦668年即位、順徳院は1210年即位で、おおよそ600年ほどの時間の差がある。当然600年の間に衣装も変化しており、天智天皇の絵などは、椅子に腰かけ中国風の衣装姿で描かれている。これなどは為恭の細部表現へのこだわりを感じさせる。

札は一般の百人一首より一回り大きく、読みやすい草書体を使用。
金銀砂子振りした高貴な柿色の越前和紙で裏貼り仕上げし、桐箱に収めた。
御婚礼のお祝品や、長寿のお祝品にもおすすめ。

■セット内容/読札・取札 各100枚、小倉百人一首解説書×1
■本体サイズ/220×165×高さ110mm
■重量/1.6kg
■札の仕様/裏和紙仕上げ(82×58mm)
■備考/桐箱入

大石天狗堂
寛政12年(1800)創業のかるたの老舗。小倉百人一首に代表される『かるた』をはじめ、囲碁や将棋、花札などを通じて、日本の伝統美・日本の心・京の雅と遊びを現代に伝えている。
一般社団法人全日本かるた協会が唯一公認している競技用百人一首を製造しているのも大石天狗堂で、競技かるたを題材にした青春漫画『ちはやふる』の映画シリーズで使用された札も、同社のものだ。

購入数

商品カテゴリーから探す

雑誌タイトルから探す