『近くて遠い台湾の、知られざる一面に光を当てた感動作』
■酒井充子監督の“台湾三部作”
「変わりゆく台湾」と「変わらない台湾」を描いた珠玉のドキュメンタリー。
監督の酒井充子が台湾で映画を撮り始めたきっかけは、訪れた台北での、
日本語を話す老人との偶然の出会いだった。以降、台湾や「日本語世代」のことを
広く知ってほしいという強い思いが原動力となり、国や時代を超えた、
優しいまなざしの三部作を完成させた。
■『台湾人生』のご紹介
1895(明治28)年から1945(昭和20)年まで、日本の統治下にあった台湾。
この時代に教育を受けた人々は日本語を話すことができる、いわゆる“日本語世代”だ。
本作では、台湾各地、そして日本へと舞台を移しながら、“日本語世代”5人の人生を振り返る。
時代に翻弄されながらも、ふたつの時代を力強く歩んだ彼らがそれぞれの人生を語るとき、
私たちはその言葉の背後に、もうひとつの歴史の姿を垣間見ることになる。
■『台湾人生』の概要
・収録時間/本編81分+特典
・仕様/カラー、4:3 スタンダード
・監督/酒井充子
・発売・販売元/マクザム
(C)台湾人生2009
■『台湾アイデンティティー』のご紹介
日本の統治下で、単に日本語を話すというだけではなく日本人として生きていた“日本語世代”の人たち。
しかし、敗戦により日本が去った後は、言論統制と弾圧の時代が続き、彼らの声は封殺された。
終戦から既に70年(撮影当時)近くが経過し、日本語世代の声は年々失われつつある。
本作はそんな日本語世代の老人たちの人生に寄り添ったドキュメンタリー映画だ。
かつて日本人だった彼らが語る自らの体験は、私たちに何を問いかけるのか……。
■『台湾アイデンティティー』の概要
・収録時間/本編102分+特典
・仕様/カラー、16:9 ビスタ
・監督/酒井充子
・発売元/マクザム、太秦
・販売元/マクザム
(C)2013マクザム/太秦
■『台湾萬歳』のご紹介
日本人移民が持ち込んだカジキの突きん棒漁や、山をかき分け狩猟を行う台東縣の人々を通し、
「変わらない台湾」を尊敬の念を込めて描いた渾身の一作。台湾の原風景が色濃く残る台東縣。
そこで暮らす人々の生活の中心には今でも「祈り」「命への感謝」「家族」がある。
日本人が失いつつあるものがこの島に生きているのだ。15年にわたり台湾と日本の結びつきを
追い続けた酒井充子監督による“台湾三部作”の最終章にして最高傑作。
■『台湾萬歳』の概要
・収録時間/本編93分+特典
・仕様/カラー、16:9 LB
・監督/酒井充子
・発売元/マクザム、太秦
・販売元/マクザム
(C)『台湾萬歳』マクザム/太秦