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切支丹魔鏡

YGS-3547

400,000円(税込440,000円)

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【魔境とは?】
魔鏡とは、実に不思議な鏡。一見すると普通の鏡面だが、強い光を当ててその反射光を投影すると、背面に描かれた文様が浮かび上がる。

なかでも、切支丹魔鏡は、光を鏡面に反射させると、背面の銅板に描かれた鶴や亀、松の浮き彫りといった日本流の文様ではなく、内部に隠されたキリスト像が投影されるという、神秘性、芸術性の一層高い魔鏡だ。

表向きは仏教徒として生活していた江戸時代の隠れキリシタンは、この切支丹魔鏡などを使って、明治維新後に信教自由となるまで、秘かに信仰を守ってきたといわれている。

しかし、キリスト教の信仰が許されるようになると、魔鏡も必要ではなくなり、さらにガラス製の鏡が普及したことで、銅鏡自体が衰退(魔鏡は銅鏡)。魔鏡も姿を消したといわれる。

そんななか、江戸末期創業で、神社や寺に納める金属製の和鏡を製作する鏡師を代々継承してきた山本合金製作所では、1974年に、3代目となる無形文化財保持者、山本真治(凰龍)が魔鏡の復元に成功。

2014年には、4代目・山本富士夫が製作した切支丹魔鏡が、バチカンを訪問した安倍首相の手を通じ、ローマ法王に贈られた。

現在は、三代目に師事した、「日本最後の鏡師」と呼ばれる5代目・山本晃久が伝統技法を受け継ぐ。

ここでは、神秘的な魔鏡現象が体験できる魔鏡ペンダントと不思議な鏡、そして通常販売されておらず、世界的にも大変希少で価値のある、安倍首相がローマ法王に贈呈したものと同様の切支丹魔鏡を紹介する。

【商品の概要】
魔鏡現象は、鏡面にある、肉眼ではわからない微細な凹凸により発生する。鏡面に太陽光などの強い光線を反射させて投影すると、凹部からの反射光が集光され、光の像を生み出すのだ。

この微細な凹凸は、鏡面を研磨する工程で作られる。魔鏡内側に図案が彫り込まれているため、鏡に肉厚な部位と薄い部位ができる。

肉厚部が凹面に、薄い部位が凸面となり、鏡面に強い光線を当てた際に凹部の光が収斂され、内側に彫り込まれた像を映し出すようになる。

魔鏡は主に鋳造、削り、研ぎの工程で制作されるが、各工程の習得にはそれぞれ10年は要するとされる。

一面を完成させるまでに数ヶ月の時間が必要だ。2014年には安倍首相の手により、この切支丹魔鏡がローマ法王に贈られた。

慶応二年創業・山本合金製作所の鏡作りの技術の粋を尽くした結晶。その希少価値は極めて高い。

DATA)
■裏板/蓬莱文
■素材・仕上げ/青銅製・漆焼付け仕上げ(本体は青銅製ニッケルメッキ仕上げ)
■サイズ/直径約21cm×厚さ約0.9cm

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