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歌川国芳「通俗水滸伝豪傑百八人之壱人」
歌川国芳は幕末に活躍した浮世絵師。そのユニークな画風から、「奇想の絵師」などと呼ばれ、近年再評価の気運が高まっている。「通俗水滸伝豪傑百八人之壱人」は、文政10年(1827)頃から天保7年(1836)にかけて、約10年の間に順次出版された人気シリーズ。当時の『水滸伝』ブームを背景に国芳が描いた。国芳の原点、国芳の出世作と称えられる。画面全体の荒々しい躍動感と技巧を凝らした細部の工芸品的な美しさとが絶妙の均衡を保ち、国芳芸術の特長を余すことなく伝えている。

専用額について
オプションで専用額をご用意。浮世絵の寸法は、現代絵画と縦横比が異なるため、既成の額縁ではどうしても余白が不自然になってしまう。ここでご紹介する専用額は、より作品が美しく見えることを考えてオーダーした浮世絵専用の額縁。木製の枠に漆風の塗りを施した、シンプルながらも高級感のある額縁は、和洋室問わず飾っていただける。また専用額をお申し込みいただいた場合、額装した状態でのお届けとなるため、届いてすぐに飾ることができる。
【額寸法/40×55.5cm、重量/約1.8kg、枠素材/木製(漆風の塗り)、表面/アクリル(UVカット70%)】

作品について
本作の愛称は「水門破り」。武者絵の傑作と称えられる人気作だ。
描かれているのは水滸伝108人の豪傑のひとり、張順。
白い肌を彩るのは大蛇の刺青で、彫師の技の見せ所となっている。
彫師により彫られた一本一本の髪が綺麗に摺られ、怪力で水門を破る張順の勇敢な姿を引き立てている。
和紙は、人間国宝・岩野市兵衛氏が作る「越前生漉奉書」を使用。木版独特の鮮やかな発色や柔らかな温かみのある風合いを作り出している。

■画寸法/38.5×26.2cm
■用紙/越前生漉奉書
■解説/日本語・英語併記
■備考/専用額付きの場合の価格:2万7500円(税込)

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