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かさねグラフィカ/月岡芳年 月百姿 吉野山 夜半月 伊賀局

CAT-5559

15,000円(税込16,500円)

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西洋画の要素を取り入れた新しい浮世絵

月にまつわる場面を題材とした『月百姿』シリーズの「吉野山 夜半月 伊賀局」。
空の烏帽子姿の男は、翼が生えており、足元が描かれていないことから、この世ならざる者であることがわかる。実は藤原基任の亡霊である。
対する女性は伊賀局(いがのつぼね)。南北朝時代の武将、篠塚重広の娘で、先行する浮世絵には、妖怪をも恐れない強い女性として描かれている。
月との関連では、本作品は伊賀局が涼を求め月の歌を詠んだのに対し、基任の亡霊が古歌で答えた場面を切り取って表現したものと考えられる。

■画寸法/H370×W250mm
■用紙/越前和紙(鳥の子紙)
■専用額付きの場合の価格:3万1350円(税込)
※「かさねグラフィカ」は作品の風合いや凹凸まで再現しながら一点ずつ受注製作いたします。そのためお届けまでに2週間程度、日数をいただきます。
※製作開始後のキャンセルや変更はお受けできません。
※お支払い方法は、クレジットカード決済、Amazon Pay、コンビニ決済、銀行振込よりお選びください(代金引換はお選びいただけません)。


オプションで専用額をご用意
「かさねグラフィカ」各商品用に、オプションで専用額をご用意。
専用額をお申し込みいただいた場合、額装した状態でのお届けとなるため、届いてすぐに飾ることができる。
【額寸法/526×411cm、重量/約1.8kg、素材/木製】

「浅井コレクション」と「かさねグラフィカ」
「浅井コレクション」は、120年以上の歴史を有する、日本有数の個人浮世絵コレクション。
大阪で書店を経営していた浅井勇助が、明治30年(1897)頃に浮世絵の収集を始めたことに遡る。
その膨大な数の浮世絵が描いた画題は、日本の歴史のあらゆる時代をカバーしているが、特に維新・明治期に題をとった浮世絵・錦絵の保有量は日本の数あるコレクションの中でも最大規模を誇る。
これまでに同コレクションを題材として数多くの展示会も催されており、現在も各地の美術館で展示が継続されている。

そんな浅井コレクションが所蔵する浮世絵を、極めて高い技術を有する京都の工房にて、極限まで本物に近づけた複製画が「かさねグラフィカ」だ。
作品の画像データから絵具の盛り上がりや筆致を推測し、三次元情報を作成。その情報からインクを積層し、絵具の盛り上がりや原画が持つ質感まで再現している。
職人が長年培ってきた手業(てわざ)をデジタル技術に融合させることで、浮世絵が描かれた当時の空気感まで伝わる複製画を完成させている。
用紙は丁寧に漉いた国内最高級和紙の一つ、越前和紙(鳥の子紙)を使用しており、色合いはもちろん、濃淡、陰影などもそのままに再現している。

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