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『水滸伝』を愛した画家による渾身の作品群!
『水滸伝』ファン必携の図録!


尼崎市総合文化センターで2018年11月10日から12月16日まで開催された白髪一雄(しらがかずお)の代表作「水滸伝豪傑シリーズ」を特集した展覧会の公式カタログ。
主に30代後半から40代にかけて制作された作品はエネルギーにあふれており、本書籍では細部までその詳細を見ることができる。
安藤忠雄(建築家)、ポール・シンメル(元・ロサンゼルス現代美術館チーフ・キュレーター)、平井章一(関西大学 教授)、妹尾綾(尼崎市文化振興財団 学芸員)によるエッセイを掲載。所在不明の作品を含めた全108点のリスト付き。


白髪一雄は兵庫県尼崎市出身の日本を代表する抽象画家。
天井から吊るしたロープにぶら下がり、床に広げたキャンバスにぶちまけた絵の具と格闘するかのように素足で描く手法「フットペインティング」で名高い。国際的にも熱い注目を集める。
中国古典文学には少年時代から親しみ、とりわけ『水滸伝』を愛読したという。


「水滸伝豪傑シリーズ」は、物語に登場する豪傑108人のあだ名が題名として付けられた作品群。
抽象画の鑑賞は難解ではあるものの、物語と登場人物を熟知した白髪が直感的に題名を付けた画面に向き合えば、個性豊かな豪傑たちのイメージを膨らませることができるはずだ。


■発行/ライブアートブックス
■発行日/2018年11月
■企画/公益財団法人 尼崎市文化振興財団
■監修/平井章一(関西大学教授)
■編集/妹尾綾(尼崎市文化振興財団 学芸員)、藤巻佐和子(尼崎市文化振興財団 学芸員)
■判型/W300×H220mm
■頁数/150P
■デザイン/宮西英洋(ライブアートブックス)
※表紙が異なりますが、「地傑星醜郡馬」版(青い表紙、LAB-5547)と、本文の内容は同一となります。




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